【小田原ビール通信 Vol.1】小田原はクラフトビールにぴったりな街

クラフトビール 小田原 ブルワリー craft beer

小田原はクラフトビールにぴったりな街

新宿駅から小田急線快速急行に乗ればおよそ1時間半、東京駅から新幹線こだまでおよそ35分の距離の小田原駅。戦国時代、小田原城を本拠に関東を支配していた戦国大名北条氏は小田原城を作り、街道や宿場町を整備し江戸時代の基盤を作りました。江戸時代になり、小田原は小田原藩の東海道五十三次の重要な城下町として貢献。今でも小田原城は小田原の顔として有名です。

実は小田原は、海の街でもあるのをご存知ですか?すぐそばには相模湾。海で水揚げされた新鮮な海の恵みは、小田原の名物です。小田原城周辺には海産物を練って作ったかまぼこ店をはじめ、干物店が点在しています。この他にも、漬物や木工、漆器などのお店が立ち並び、地元民から観光客まで「街歩き」を楽しむ風景が見られます。

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海風を受けて喉が渇くと、自然と欲してしまう飲み物といえば・・・やっぱりビール!それに名産品のかまぼこや干物、漬物などが加わると、余計にビールが美味しく感じられますよね。港町である横浜や横須賀をはじめとする神奈川県は、外国からビールが伝わるのも日本の中で早い方であったと言われています。その影響からか、神奈川県の海と歴史を愛する地元民による、クラフトビール醸造が年々盛り上がっているんです。

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もともと地産地消の傾向が強いクラフトビール。近年では、その地域の水や素材を使ったり、その地域の料理に合うように味や風味を創意工夫したりした、独自の思いが詰まったお店が増えています。地域色が強く、喉が渇いたときに気軽に立ち寄れるから、クラフトビール店は地元民と観光客が集まる「交流の場」となります。ビールの味をあーだこーだ話したり、地元の話で盛り上がったりしているうちに、アルコールも相まっていつのまにか隣の席の他人と友達になってしまうことも。

小田原も、クラフトビールにぴったりな場所。

地元民にとっては、地元小田原の歴史に思いを馳せ、慣れ親しんだ地元の食と友人と気軽に集まる場所に。観光客にとっては、クラフトビールと小田原の食事の意外な組み合わせを楽しみ、小田原の歴史についてちょっと語り、歩いて海風で乾いた喉を潤すことができる場所に。

クラフトビールあるからこそ、その地域の名産品が見直され、地域の文化や歴史を伝える場が生まれ、人との出会いが生まれます。

海と歴史の街、小田原の中に自然と溶け込み、生活の一部として愛されるクラフトビール。今度のお休みは、ちょっと足を延ばして小田原観光と地元のクラフトビールを楽しんでみませんか?


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